高嶺ルビー2011について

1.新品種「高嶺ルビー2011」とは

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より赤色の花を目指して

長年にわたり、長野県を中心に、景観作物として愛用されてきた「高嶺ルビー」は、タカノ株式会社と信州大学名誉教授の氏原 暉男(うじはらあきお)氏が共同で開発した、珍しい赤花のソバの品種です。
地域によって栽培されているソバの品種は異なりますが、日本で栽培されているほとんどのソバが白い花を咲かせます。「高嶺ルビー」のように、赤い花を咲かせるソバは、日本では非常に珍しいといえます。

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赤そばのルーツ

「高嶺ルビー」のルーツは、標高約4000mのヒマラヤの麓に咲いていた、名も無き“赤い花のソバ”です。富士山の頂上よりも標高の高いこの地域では、太陽から強烈な紫外線が降り注ぎ、また、昼夜の寒暖の差も激しいため、ほとんどの作物はうまく育ちません。このような厳しい自然環境から身を守るために、「高嶺ルビー」のルーツとなった“赤い花のソバ”は、その花にアントシアニンという赤色のポリフェノールを蓄え身体を守っていました。その流れをくむ「高嶺ルビー」の花にも赤色のポリフェノールが多く含まれており、このポリフェノールこそが「高嶺ルビー」の花が赤い理由なのです。
※アントシアニンはポリフェノールの一種です。

品種改良の経緯

ある日、タネを購入されたお客様の中から「もっと赤くはならないのか」というお声を頂きました。私たちは、そのお客様の声にお応えすべく、品種改良を行うことにしたのです。品種改良は、長期にわたりました。他のソバ品種と交配しないように、一部の隔離圃場で、極秘の研究が進められたのです。
その努力の結果、年々少しずつ、その赤色は、濃さを増していきました。そしてついに、2011年に、高嶺ルビーの進化した品種が認められ「高嶺ルビー2011」が誕生したのです。

従来の高嶺ルビー・品種改良した高嶺ルビー2011

2.開発物語

赤いそばの花「高嶺ルビー」の物語

信州のとある大学に、
「そば博士」と呼ばれる先生がいました。

1970年代後半のことでした。
先生はヒマラヤの高山に珍しい赤い花を咲かせるソバがあることを聞き、
その地を訪れようと決心しました。

そこは標高4000m近いヒマラヤ山脈の麓。
強い紫外線がふりそそぐその土地は、
とても作物が育ちそうな環境ではありません。
しかしそこにあったのは、目をみはるような一面の赤そば畑。
荒々しい山肌に突然現れた鮮やかな�狎岫爐論箒腓垢襪茲Δ僻�しさでした。

それから十数年後、先生のもとへタカノから1 人の青年が派遣されました。
当時としては珍しい、大学と企業の共同研究を行うためでした。
研究テーマは、地域に役立つソバの品種を作ること。
先生は、青年とともに再びヒマラヤを訪れることにしました。

あの美しい赤ソバを、日本でも栽培できる品種にしようと考えたからです。
ところが、ヒマラヤから持ち帰ったその種は、
日本では赤い花を咲かせませんでした。
気候風土の違いがその大きな原因でした。
先生と青年の、気の遠くなるような研究のはじまりでした。

何年にも渡る研究の末、日本の風土に合う、赤い花のソバ品種
『高嶺ルビー』が誕生しました。

やがて信州の伊那谷では、毎年秋になると高嶺ルビーの赤い花が咲きほこり、
日本蜜蜂の飛び交う風景が見られるようになりました。

あれから20年…

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ある日、タネを購入されたお客様の中から「もっと赤くはならないのか」というお声を頂きました。
私たちは、そのお客様の声にお応えすべく、品種改良を行うことにしたのです。
品種改良は、長期にわたりました。他のソバ品種と交配しないように、一部の隔離圃場で、極秘の研究が進められたのです。
その努力の結果、年々少しずつ、その赤色は、濃さを増していきました。
そしてついに、2011年に、高嶺ルビーの進化した品種が認められ「高嶺ルビー2011」が誕生したのです。

また、弊社の展示場 兼 高嶺ルビー(鑑賞期間中)を見ることができる「ルビーの里」も運営しております。
お近くにお越しの際は是非ご来場下さい。

3.育てる

最適播種期・より赤くなる時期
  • 1.準備
    水はけのよい土地や土を選んでください。
    肥料はほとんど必要ありません。
    もし与える場合は過度なチッソは徒長の原因になりますので、避けてください。
  • 2.タネまき
    土を15cm程度耕し、よく晴れた日に花壇や畑にタネをばらまき(株間4~8cm程度)、2~5cmの土をかぶせます。
    土は乾燥ぎみが適しており、必要に応じてうねを立ててください。
  • 3.日々のお世話
    水やり:基本的には必要ありません。
    プランターで栽培する場合は、少なめに水を与えてください。
    除草:適宜行ってください。
    農薬:ほとんどの場合必要ありません。
  • 4.観賞
    タネまきから30~45日で開花します。
    気温が低くなるにつれて赤色を増していきます。
    蕎麦の実ができましたら、おいしくいただけます。

特徴

  • 花の色がピンクから赤になり、草丈は40〜50cmで普通のそばに比べて低めとなります。
    極晩生で開花は日本在来の白花そばに比べて遅くなります。
  • 土地を選ばず、基本的には無肥料・無灌水で自然のまま栽培できます。

タネまき・栽培

  • よく晴れた日に、乾燥した花壇や畑にタネをばらまき、2〜5cmの土をかぶせてください。
    床土は15cm位を耕うんしてください。(排水不良地では高うねにしてください)
  • タネまき後に水を少なめに与え(プランターの場合)、それ以後、水やりや農薬散布の必要はほとんどありません。
  • 肥料はほとんど必要ありません。(もし与える場合は窒素分は徒長の原因となりますので避けてください)
  • うね巾は40cm程度、株間は4〜8cm程度が最適です。
  • 除草は必ず適宜に行ってください。
  • そばは水に弱い植物です。土は乾燥気味が適しています。
  • 収穫、精選、製粉、製麺は、普通のそばと同じ方法で行えます。

花をより美しく観賞するために

  • 播種期の決定が最重要ポイントです。
  • 開花期に10℃〜15℃の低温に合わせることで、より濃い赤色になります。
    従って、花が赤くなる時期から1ヶ月〜1ヶ月半が最適の播種期となります。
  • そばは霜に弱い植物です。栽培地域の初霜の時期をお調べください。開花後、霜の降りるまでが観賞期間で、収穫時期となります。

赤い花のそば「高嶺ルビー2011」についてのお願い

  • 赤色の発色の程度は、自然条件により微妙に異なります。大規模栽培をご希望の方は、前年での試験栽培をおすすめします。
  • 一般の白花そばとの交雑を防ぐため、白花そばの栽培地での作付けは行わないでください。
  • 本種は長野県・タカノ株式会社により育成された品種です。
※この品種は、種苗法による種苗登録出願品種(品種名:高嶺ルビー2011、品種登録番号:22653)です。出願者の許可なしでは、増殖および販売はできません。
※この品種は観賞用です。
※海外持ち出し禁止(公示(農水省HP)参照)


▽高嶺ルビーの育て方動画を作成しました!



4.高嶺ルビーはちみつ

高嶺ルビーの赤い花から生まれた神秘のはちみつ

生命力にあふれた高嶺ルビーの赤い花。この生命力を分けていただくため、可憐で小さい花が持つ特別な蜜を、小柄な日本蜜蜂に採ってもらいます。
「高嶺ルビーはちみつ」はこれまで日本ではほとんどみることが出来なかった赤い花のそばと、古くから日本に住む日本蜜蜂の稀有な出会いから生まれた、世界的にも希少なはちみつです。

ミツバチとはちみつ

100%信州伊那谷産のはちみつ

中央アルプスと南アルプスの麓、諏訪湖から流れる天竜川が作り出した信州伊那谷。谷に広がる風景はまさに日本の田舎の原風景ともいえる眺望です。
この自然豊かな伊那谷で、澄んだ空を飛び交う日本蜜蜂が、赤く咲きほこる高嶺ルビーから集めた”宝石”、それが「高嶺ルビーはちみつ」です。

伊那谷の風景と伊那谷にある高嶺ルビー畑

日本蜜蜂とは?

信州伊那谷で、毎年この高嶺ルビーの赤い花から蜜を集めるのが、日本在来種の小さな蜜蜂、“日本蜜蜂”です。現在、市場に出回っている国産のはちみつのほとんどは、明治頃に外国から導入された西洋蜜蜂で養蜂したものです。西洋蜜蜂は、家畜として何千年ものあいだ人に飼育されてきた蜜蜂で、1年に何度も蜜を絞る事ができる、効率のよい蜂です。
一方、日本蜜蜂は、飼育われることを好まないほとんど野生の蜜蜂で、巣箱が気にいらなければ群れで巣を離れてしまうこともある、気難しい蜂です。また、質の良いはちみつは一つの巣から1〜2年に一度しか搾れず、採れる量も非常に少ないため、“幻のはちみつ”とされています。

  • 西洋みつばち
    黄色くて大柄な「西洋蜜蜂」
  • 日本みつばち
    黒っぽくて小柄な「日本蜜蜂」


卓越した養蜂技術によって生まれた特別なはちみつ

ただでさえ養蜂が難しい日本蜜蜂のはちみつですが、秋に花を咲かせる「高嶺ルビー」のはちみつは、真冬の11月〜12月に絞らなくてはならないため、より高度な養蜂技術が必要となります。
一般的に、日本蜜蜂のはちみつは冬に絞りません。冬に蜜を絞ると、越冬のために餌がなくなるため、蜂たちの大きなダメージとなるからです。高嶺ルビーはちみつは卓越した養蜂技術により生まれた特別なはちみつなのです。

  • 日本ミツバチの巣
    巣箱に群がる日本蜜蜂
  • 日本みつばちのハチミツ
    巣箱に詰まった日本蜜蜂のはちみつ


高嶺ルビーはちみつの味わい

一般的な西洋蜜蜂のはちみつに比べ、日本蜜蜂のはちみつは繊細な甘味と香りが特徴です。西洋蜜蜂のはちみつの多くは、蜜源となる花の香りが強く出やすく、しっかりとした甘味を持っていますが、日本蜜蜂のはちみつは、フルーティーな甘味と、複雑で繊細な香りが特徴です。
また、白花そばのはちみつは香りが強くクセがあるともいわれますが、高嶺ルビーのはちみつはクセが少なく、コクのある上品な味わいをしています。ぜひ、ご賞味ください。

高嶺ルビー畑と高嶺ルビーはちみつ

高嶺ルビーはちみつの注意事項

  • 自然の恵みをそのまま集めたはちみつですので、年ごとに色や風味が異なる場合がございます。
  • そばの花から集めたはちみつですので、そばアレルギーの方は摂取をお控えください。
  • はちみつは低温で白く固まることがありますが、天然のブドウ糖が結晶化しているだけで、品質には全く問題はありません。
  • 結晶化した場合は50℃前後の低温で時間をかけてじっくりと溶かしてください。60℃以上の温度で加熱処理を行いますと、色が黒くなったり、風味が変わったりする場合がございます。
  • はちみつには、自然界にまれに存在するボツリヌス菌が混入することがあり、1歳未満の乳幼児に与えると幼児ボツリヌス症を発症する可能性がありますので、はちみつを与えないでください。


▽高嶺ルビー蜂蜜のご紹介動画です!



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