こだわりの“はちみつ”には最先端の技術を
 “生きた”はちみつにこだわりました。
当社の「高嶺ルビーはちみつ」は、加熱処理をしていません。
搾ったままの蜂蜜本来の色と味をお楽しみいただけます。
日本みつばちとは?
 貴重な蜜源(赤そば高嶺ルビー)と希少な日本ミツバチのコラボレーションによって生まれた「高嶺ルビーはちみつ」は、なかなか採ることができない超希少な蜂蜜であるからこそ、出来るだけ自然のまま、生搾りの蜂蜜をご家庭にお届けしたいと考えました。しかし、そのままの状態だと蜂蜜がブクブクと発酵してしまいます。一般的な蜂蜜の加熱処理は発酵を抑えますが、一方で品質を損ないます。発酵を抑えながら、搾りたての品質を保ちたい。この相反する課題を、最先端の技術である超高圧加工を用いることで可能にしました。
加熱処理を行わず、超高圧技術で発酵を抑制!
 超高圧が腐敗や発酵を抑える、この現象は海底深く沈んだ船により見いだされました。沈没船の中では、何年も前の食品が腐っていなかったのです。この技術を応用したのが超高圧処理技術で、はちみつの搾りたての色、味、栄養分を、発酵させずにご家庭にお届けしています。
“生きた”はちみつ
本物ほど、酵母、酵素により
醗酵してしまいます。
生きているのでブクブク醗酵することも…
加熱処理
約90°
長所
醗酵が抑えられる
短所
ビタミン、酵素が壊れる
色が黒くにごる
味が劣化する
従来のはちみつ
超高圧処理
3,000〜4,000気圧
海底30000〜40000メートルの高圧
長所 醗酵が抑えられる
ビタミンの損失が少ない
色は搾りたてのまま
味も搾りたてのまま
短所 最先端技術のためコスト高
容器を選ぶ(ビンではダメ)
高嶺ルビーはちみつ
担当者の奮闘記
■ こんなはずじゃなかった!
 貴重な蜜源(赤そば高嶺ルビー)と希少な日本ミツバチのコラボレーションによって生まれた「高嶺ルビーはちみつ」。出来るだけ自然のままで、搾ったままの蜂蜜をそのままお届けしたい!そう思いました。搾ったままの蜂蜜をビンに入れて意気揚々、販売を開始しました。数年前のことです。
 たくさんのお客さんがビン入りの蜂蜜を購入くださいました。それから数ヶ月、夏場のことです。「置いておいたら、蜂蜜がビンから溢れている。どうなっているんだ!」とのお客さまからのお叱りのお電話でした。お客さまには、蜂蜜が生きているから発酵すること、おいしさのために加熱処理したくないことを丁重にご説明し、代替品をお送りしましたが、発酵しない蜂蜜が当たり前となっている中、ご納得いただけるはずもありません。
醗酵したビン入り蜂蜜(泣)
■ 発酵を抑えたい。でも加熱処理はしたくない。
 いくらおいしい蜂蜜といえども、ビンから溢れないようにしなければ商品とはいえません。社内の品質会議でも問題になりました。さてどうしよう。発酵を抑えるための一番簡単で、確実な方法、それははちみつを加熱することです。でも、加熱することではちみつの色が黒っぽく変化し、さらにビタミンや味にまで影響を及ぼすことがわかっていました。できるだけ、加熱せずにお客さまに自然の状態でお届けしたい。いろいろと考えました。妙案は浮かびません。
 ある日、職場の開発資料を整理していると、平成13年の資料に目がとまりました。「超高圧」。以前会社の上司と「超高圧」の会社に見学に行ったことを思い出しました。
■ はちみつに超高圧をかけ、発酵を抑える!
 超高圧技術は食品加工の先端技術で、1000気圧以上の高い圧力を利用する技術です。見学に行った先端企業の農学博士の研究所長さんが教えてくれました。1000気圧といったらマリアナ海溝の10000メートルの海底で受ける圧力です。実際には、4000気圧つまり海底40000メートルに近い地球上に存在しないほどの高圧を食品にかけ、菌や酵母の活性を抑えます。早速、この先端企業にお願いし、蜂蜜に超高圧をかける試作を行っていただきました
 爆発していないか?おそるおそる超高圧の釜からはちみつを取り出すと、そのままの形で、今まで通りのきれいな黄金色。では味は?風味豊かな、おいしい味はそのままです。これならいける!念を入れて数週間後、菌を測定していただきました。その結果、酵母菌の増殖が抑えられていました。また、高圧処理によりビタミンの損失も無いことが知られています。きれいで、おいしく、栄養たっぷりの蜂蜜にはぴったりです。
■ パック詰めにした理由
 「高嶺ルビーはちみつ」には、最先端の超高圧をかけ、発酵を抑える。いままでに試みられなかった技術です。最高級の蜂蜜には最先端の技術で品質管理を。商品化の検討をはじめましたが、容器に課題がありました。いままでのような蜂蜜をビンに入れていたのでは、蜂蜜に圧力が伝わらず、高圧処理ができません。そこで、パック(袋)状の現在のような容器に変更しました。ビンのような「カッチリ感」は出ませんが、品質には代えられません。きれいで、おいしくて、栄養がたっぷりの蜂蜜をご提供するために、容器を変更し、超高圧をかけることにしました。
 今では、お客さまから開けやすい、保存しやすいといったうれしいご意見もいただいています。
さまざまな容器の醗酵実験
現在のパックの容器(超高圧をかけた状態)
■ きれいで、おいしくて、栄養たっぷりの蜂蜜
 発酵がきっかけで、日本ではじめての超高圧蜂蜜が生まれました。「本物」の搾ったばかりの「生きた蜂蜜」を是非、みなさまでご賞味ください。一面の赤そば畑と日本みつばちのかわいらしい姿に思いを巡らせていただくと、より一層おいしく召し上がれます(と思います)。
蜜を蓄える日本みつばち
赤そば「高嶺ルビー」