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■ こんなはずじゃなかった! |
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貴重な蜜源(赤そば高嶺ルビー)と希少な日本ミツバチのコラボレーションによって生まれた「高嶺ルビーはちみつ」。出来るだけ自然のままで、搾ったままの蜂蜜をそのままお届けしたい!そう思いました。搾ったままの蜂蜜をビンに入れて意気揚々、販売を開始しました。数年前のことです。
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| たくさんのお客さんがビン入りの蜂蜜を購入くださいました。それから数ヶ月、夏場のことです。「置いておいたら、蜂蜜がビンから溢れている。どうなっているんだ!」とのお客さまからのお叱りのお電話でした。お客さまには、蜂蜜が生きているから発酵すること、おいしさのために加熱処理したくないことを丁重にご説明し、代替品をお送りしましたが、発酵しない蜂蜜が当たり前となっている中、ご納得いただけるはずもありません。 |
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| 醗酵したビン入り蜂蜜(泣) |
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■ 発酵を抑えたい。でも加熱処理はしたくない。 |
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いくらおいしい蜂蜜といえども、ビンから溢れないようにしなければ商品とはいえません。社内の品質会議でも問題になりました。さてどうしよう。発酵を抑えるための一番簡単で、確実な方法、それははちみつを加熱することです。でも、加熱することではちみつの色が黒っぽく変化し、さらにビタミンや味にまで影響を及ぼすことがわかっていました。できるだけ、加熱せずにお客さまに自然の状態でお届けしたい。いろいろと考えました。妙案は浮かびません。
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ある日、職場の開発資料を整理していると、平成13年の資料に目がとまりました。「超高圧」。以前会社の上司と「超高圧」の会社に見学に行ったことを思い出しました。
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■ はちみつに超高圧をかけ、発酵を抑える! |
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超高圧技術は食品加工の先端技術で、1000気圧以上の高い圧力を利用する技術です。見学に行った先端企業の農学博士の研究所長さんが教えてくれました。1000気圧といったらマリアナ海溝の10000メートルの海底で受ける圧力です。実際には、4000気圧つまり海底40000メートルに近い地球上に存在しないほどの高圧を食品にかけ、菌や酵母の活性を抑えます。早速、この先端企業にお願いし、蜂蜜に超高圧をかける試作を行っていただきました
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爆発していないか?おそるおそる超高圧の釜からはちみつを取り出すと、そのままの形で、今まで通りのきれいな黄金色。では味は?風味豊かな、おいしい味はそのままです。これならいける!念を入れて数週間後、菌を測定していただきました。その結果、酵母菌の増殖が抑えられていました。また、高圧処理によりビタミンの損失も無いことが知られています。きれいで、おいしく、栄養たっぷりの蜂蜜にはぴったりです。
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■ パック詰めにした理由 |
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「高嶺ルビーはちみつ」には、最先端の超高圧をかけ、発酵を抑える。いままでに試みられなかった技術です。最高級の蜂蜜には最先端の技術で品質管理を。商品化の検討をはじめましたが、容器に課題がありました。いままでのような蜂蜜をビンに入れていたのでは、蜂蜜に圧力が伝わらず、高圧処理ができません。そこで、パック(袋)状の現在のような容器に変更しました。ビンのような「カッチリ感」は出ませんが、品質には代えられません。きれいで、おいしくて、栄養がたっぷりの蜂蜜をご提供するために、容器を変更し、超高圧をかけることにしました。
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今では、お客さまから開けやすい、保存しやすいといったうれしいご意見もいただいています。
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さまざまな容器の醗酵実験 |
現在のパックの容器(超高圧をかけた状態) |
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■ きれいで、おいしくて、栄養たっぷりの蜂蜜 |
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発酵がきっかけで、日本ではじめての超高圧蜂蜜が生まれました。「本物」の搾ったばかりの「生きた蜂蜜」を是非、みなさまでご賞味ください。一面の赤そば畑と日本みつばちのかわいらしい姿に思いを巡らせていただくと、より一層おいしく召し上がれます(と思います)。
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蜜を蓄える日本みつばち |
赤そば「高嶺ルビー」 |
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